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乗鞍スカイライン・サイクルヒルクライム 2006.6.4
  

トイレの行列
 


開会式
 


まゆさんをお見送り
 


地ビール飲み比べ(後の運転よろしく)
宿に朝食代わりにお願いしていた弁当を食べて出発
わざわざ応援に来てくれた、まゆさんは頂上まで来てくれるそうで
朴の木のバス停へ送迎し、スタートの平湯峠へ向かう
駐車場が在るのか不安だったが、近場に止めることが出来た
 
手荷物を預け、スタート前のチップチェックを済ませる
予想通りトイレは行列、宿で行っておいて正解
ウォーミングアップで走るが、坂しかないので足が売り切れそう
ローラー台は持ってきておいた方が良さそうだ
空気が薄いためか、ちょっと走っただけで息が上がる
アップだけで体力使い果たしそうなので、短時間で切り上げる
 
いよいよ、最初のグループがスタートする
クラス毎にスタートして行くが、スタート順を把握していなかったので
並び遅れ後方に位置取り、緊張する間もなくスタートの合図
一瞬で集団がバラける、速そうな人の後ろに付けるとスルスルと上がり
トップ集団最後方へ、よし意地でもこの人達に付いていくぞ!
空気の薄さなのか息が上がる、それでも頑張ると肺が破れそう
足に力を入れようとするが、既に足はパンパンで力も入らない
ウルトラマンより短い時間で終わってしまった・・・
 
スタート直後から投げ出して逃げたい心境、出場した事に後悔する
気力は全く無くリタイヤしたい私の目の前で、リタイヤする人がいる
リタイヤ出来る勇気がある人が羨ましい?
思考能力が止まった頭の中は、「辛い、止めたい」の繰り返し
スタートで前に出た事もあり次々に抜かれ続けるが、悔しささえ感じない
ダンシングも出来ないどころか、ハンドルを持ち変える力さえ残っていない
 
ヘロヘロで登っていくが、凄くちゃんとした大会に驚く
車からマイクで「左を走って、右から抜いて、センターラインはみ出さないで」
と注意してくれる為か、選手のマナーも非常によい
(ヒルクライマーはレベルが高いだけか?)
コースに立っているスタッフの数が尋常じゃなく
声援を送ってくれるのがありがたい
もっといい加減な大会を想像していたが、良い大会に巡り会った感じ
 
瀕死の状態で、なんとか半分まで登った所で同じ宿の方に抜かれる
付いていきたいが体が動かない、遠ざかる背中を見つめ目線を上げると
そこには乗鞍の雄大な景色があった
「俺は自分の足で登って、こんな景色を見るのが好きなんだ」
やっと、なんで自分が坂を登るのが好きなのかを思い出した
 
景色に助けられ、完全に切れていた気持ちはちょっと前向きに変わる
相変わらず体は動かない、ただ抜かれると異常に悔しく成った
気が付くとダンシングしている自分に驚く、全く加速してないが・・・
残り 1km . 500m の表示を見てもラストスパートどころか倒れ込みたい
必死にペダルを踏み続け、ついにゴール!
満足感や達成感よりも、もう漕がなくて良い嬉しさに満ちあふれる
 
普通に歩く事さえ出来ない程、足は限界を超えていた
まゆさんに、暖かい言葉と暖かいコーヒーを頂き思考が回復
完走出来た事やまともに歩けないほど頑張れた事に、達成感が湧いてくる
これほど辛く投げ出したかったのに、もっとまともに走りたい
もう一度挑戦したいと、来年も出る気満々の自分がいる
来年はパワーアップして帰ってくるぞ!
 
 
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